摩訶大大将棋は大大将棋よりも先にできたという説がyahoo!のブログ:将棋の歴史(妄想)のブログで展開されています。全くそのとおりだと思ってしまいました。すばらしい説だと思って、読んだ夜は結構夜更かししてしまいました。この夜、手持ちの文献を読み直しました。
この摩訶大将棋のブログを始めたのも、上の説が発端となっています。たぶん摩訶大大将棋は、摩訶大将棋と呼んだ方がいいのかもです。水無瀬兼成さんも、秀次公に駒を献上したとき、「摩訶大将棋」と書いていますし、献上した駒を書き並べた文面では、摩訶大将棋、大大将棋、大将棋の順に書き並べています。
ゆっくりですが、摩訶大将棋について思索をめぐらせたいと思っています。
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長さん (金曜日, 03 2月 2012 16:13)
後期大将棋と摩訶大大将棋は、配列のパターンが似ており、
何らかの強い繋がりを私も感じています。和将棋という将
棋が異形というイメージが、比較的行き渡っていますが、
和将棋の配列、平安大将棋のパターンに近く、とんでも者
ではないですね。それに比べて、大大将棋は、確かに変わ
っています。泰将棋と違い、隙間無し型ではないのですが、
一段目のパターンは、何故か水無瀬兼成は大大将棋を参考
にして、考え出したよう。なお、将棋って、大は小を兼ね
るで、大局将棋を知っていれば、他の将棋はPCに初期配
列で並べてもらえれば、大体指せるんですね。別の所で書
きましたが、今に残る後期大将棋から泰将棋までを、同一
一人の人物が、生きているうちに全部考え出すのも、さほ
ど大変な労力では無いのでは?