タロットカードのアプリケーションを設計・制作・デザインしましょう。プラットフォームはマルチタッチテーブルとスマートフォンです。占いをテーマにする場合は、question reading(自分で自分を見る)に限定したいと思っています。
5台または6台のスマートフォンを使います。1台のスマートフォンが1枚のタロットカードになります。これを研究室のマルチタッチテーブルに並べます。指以外のタッチを認識するタッチテーブルは、世の中まだそれほど多くはありませんが、研究室のタッチテーブルはこれが可能です。スマートフォンとタッチテーブルのインタラクションを取り入れた面白いアプリケーションをプランして下さい。
日時:6月21日(木)15:10~
場所:10号館4階ゼミ室
スマートフォンとタッチテーブルのインタラクション実験は去年すでに試していますので問題ありません。タロットカードでなく、ふつうのカードゲームでもいいですが、まずはタロットカードからと思っています。
コメントをお書きください
長さん (木曜日, 21 6月 2012 15:26)
「占い」だと、着目点は「当たるかどうか」が主流だと
考えますが、アプリケーションの出来の良し悪しを、
何について、何を根拠に、どう判断するんでしょうかね。
T_T (金曜日, 22 6月 2012 01:11)
コメントありがとうございます!
投稿文中では「占い」という言葉を使っていますが、実は、タロットをquestion readingとして使った場合、占いではなくなり、ユングの心理学のひとつの適用例となります(ここ、断言はできませんが)。
タロットカードは、いろいろな感情や想いを表現しています(読み取ることができます)。出たカードをどう直観するかは本人次第。question readingでは、本当の自分の気持ちを無意識の中で抽出する作業を自分自身が行います。そして、その結果のとおりに行動する。思い切る。つまり、絶対にあたるわけで、占いではありません(あたるも八卦あたらぬも八卦、が占いですので)。
若々しい答えになっているかもです。たぶん30年前に答えたとしても、ほぼ同じだろうという気がします。つまり、タロットもユングも大学以降不勉強で進展がありません。
タロットの特徴を出すことができれば、アプリケーションは成功ということになります。便利さや軽さや面白さ、楽しさでなく、デジタルのアプリケーションで、何かおどろおどろしたものを表現できるだろうかという試みです。
長さん (金曜日, 22 6月 2012 10:59)
なるほど、判りました。
カード表現の、効果的なデジタル化が目的なのですね。そうすると、
日本将棋のコンピュータソフトとは異なり、プロのタロット占い師の
「『技術を会得するための厳しい修行』を、機械で置き換える」のが、
当座は目標では無いわけですね。
T_T (土曜日, 23 6月 2012 01:21)
タロットのアプリ、摩訶大将棋のアプリとも、支援やトレーニング用としての側面を持っているのですが、タロットの方は、これらを第1目的には考えていません。摩訶大将棋の方は、対局支援やトレーニングの要素がかなり強いと思います。
ただ、やはり、どちらも最終的には、紙のタロットカード、木の駒と将棋盤、ということになります。