参考文献エリアのコーナー5~10です。コーナー6、7、9については、運ぶ時間があれば、あと少し文献を追加するかも知れません。
05)吉備真備説
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解明:将棋伝来の「謎」、松岡信行、大阪商業大学アミューズメント産業研究所、2014。
日本絵巻大成3(吉備大臣入唐絵巻)、中央公論社、1977。
吉備大臣入唐絵巻 知られざる古代中世一千年史、倉西裕子、勉誠出版、2009。
古典大系日本の指導理念20、第一法規出版、1984。 <-- 江談抄の原文と訳
06)伎楽面
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季刊「銀花」第四十六号 特集:染色・天平の伎楽、文化出版局、1981。
マスクロード 幻の伎楽再現の旅、野村万之丞、日本放送出版協会、2002。
能面の世界、西野春雄、平凡社、2012。
日本の美術62 舞楽面、西川杏太郎、至文堂、1971。
飛鳥から平城への道 法隆寺の至宝展、小学館、1990。
伎楽面、法隆寺献納宝物特別調査概報Ⅰ、1981。
月刊 大和路ならら2014年10月号、地域情報ネットワーク株式会社、2014。
第38回 正倉院展、奈良国立博物館、1987。
第39回 正倉院展、奈良国立博物館、1988。
第40回 正倉院展、奈良国立博物館、1989。
第44回 正倉院展、奈良国立博物館、1993。
第49回 正倉院展、奈良国立博物館、1998。
平成十六年 正倉院展、奈良国立博物館、2004。
07)陰陽道
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週刊 朝日百科 日本の歴史52(占い・託宣・聖所での夢),朝日新聞社,1987.
日本陰陽道史総説、村山修一、塙書房、1981。
陰陽道の講義、林淳、嵯峨野書院、2002。
月刊 歴史手帖(第17巻1号)小特集 陰陽道、名著出版、1989。
日本のしきたりがまるごとわかる本、普遊舎、2014。
旧暦で読み解く日本の習わし、大谷光男、青春出版社、2003。
風水講義、三浦國雄、文春新書、2006。
風水先生 地相占術の驚異、荒俣宏、集英社文庫、1994。
図説 日本呪術全書、豊島泰国、原書房、1998。
すぐわかる日本の呪術の歴史、武光誠、東京美術、2001。
呪術秘法の書 神仏呪法実践読本、黒塚信一郎、原書房、2000。
秘伝 陰陽道占いの法、豊嶋泰國、原書房、1999。
暦を知る事典、岡田芳朗、東京堂出版、2006。
現代こよみ読み解き事典、岡田芳朗、柏書房、1993。
08)安倍晴明
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図説 安倍晴明と陰陽道、山下克明、河出書房新社、2004。
異界1 陰陽道、徳間書房、2000。
安倍晴明読本、豊嶋泰國、原書房、1999。
陰陽師「安倍晴明」超ガイドブック、安倍晴明研究会、二見書房、1999。
歴史群像シリーズ65 安倍晴明、学習研究社、2001。
09)十二支
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十二支動物の話<子丑寅卯辰巳篇>、井本英一、法政大学出版局、1999。
十二支で語る日本の歴史新考、東平介、明石書店、1998。
十二支と十二獣、大場磐雄、北隆館、1996。
十二支物語、諸橋轍次、大修館書店、1968。
干支の書、第百生命保険相互会社、1984。
10)師子と狛犬
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獅子と狛犬、MIHO MUSEUM、青幻舎、2014。
知れば恐ろしい日本人の風習、千葉公慈、河出書房新社、2012。
狛犬かがみ、たくきよしみつ、バナナブックス、2013。
以上に関連する内容だと、書くことは山ほどありますが、ここは、文献リストのみということで行きます。もし上記文献の中から、ひとつだけを選ぶよう言われれば、次の2冊のどちらかでしょう。
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解明:将棋伝来の「謎」、松岡信行、大阪商業大学アミューズメント産業研究所、2014。
獅子と狛犬、MIHO MUSEUM、青幻舎、2014。
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どちらもいいです。どちらも摩訶大将棋に深く関連しています(と思っています)。
コメントをお書きください
長さん (金曜日, 07 11月 2014 11:03)
解明:将棋伝来の「謎」について。「05)吉備真備説」ではなくて「03)将棋の歴史」のカテゴリーではないでしょうか。
この本では、平安小将棋の発生について「平安時代に、日本の朝廷内(宮中)にて自己発生」の立場だったと記憶しますが。
ベスト2書籍にも入っているので、やや、気になりました。
それにしても、平安時代の天皇家が。摩訶大将棋の1段目の駒並びでも知られる、「地質」に興味が有ったのは何故なのでしょうね。北宋との交易の、決済程度は、金塊で、していたようですがねぇ。・・というように、摩訶大将棋のブログで「怪訝」を述べても、しょうがないですかね。
T_T (金曜日, 14 11月 2014 02:21)
長さんへ
コメントありがとうございます!
返信遅くなりました。解明:将棋伝来の「謎」について(松岡信行 著)ですが、私にとっては、吉備真備説の文献ですので、そのコーナーに置くことにしました。将棋の歴史の本としても異色の本だと思います。文献をきちんと辿りながらも、文献学だけに終始していないという点がよかったです。それと、火のないところに煙はたたない、という見方をこの本から教えてもらいました。
吉備真備説ですが、もしかして、そのとおり、火なのかも知れません。少なくとも煙は立っているように思えます。
T_T (金曜日, 14 11月 2014 02:38)
上の#2のコメントですが、誤解があるといけませんので、追伸します。
著者は、吉備真備説を取っているわけではなく、将棋は1015年ごろに、日本で成立したかも知れないという説です。しかし、そういう説の正否は、まあ、どちらでもいいのではないでしょうか。この本の読者にとって重要なことは、仮説を導くに際しての、思索の方法論だと思います。すごく参考になりました。