今年は摩訶大将棋の国際会議での発表が2件実現しています。まずは、国内で開催の国際会議にエントリーしました。次の2件です。学内での摩訶大将棋研究グループとしての発表です。
Reproduction of Maka Dai Shogi,
H.Hara, Y.Nakane, T.Takami,
Nicograph International 2015, June 2015.
Computer Maka Dai Shogi,
Y.Nakane, H.Hara, T.Takami,
IEEE GCCE 2015, October 2015.
来年は、いよいよ海外での国際会議に摩訶大将棋が登場ということになります。もちろん、採択されないといけませんので、まだ何とも言えませんが、shatranjとの関係性が明確ですので、チェスの歴史の研究者は大いに興味を持つのではと思っています。
海外の研究者に一番アピールしたく思うのは、駒の動きです。摩訶大将棋の解説書ではありませんので、ひとつひとつを長々と説明できませんから、論文には次の図面を載せています。
駒の名前の略記は、英語名の略記です。ここに、駒の英語名の一覧を載せないといけないわけですが、英語版wikipediaにほぼ従いましたので、そちらの方を見ていただければと思います。違うのは、猫又で、Monster Cat(略記MC)としました。