研究室には4種類の双六盤と4種類の駒があります。写真は白の駒で、左から、象牙、象牙、骨か角、骨か角です。
昨日と今日、ポスターセッションで盤双六の発表でした。ついでに、双六盤の話もしようと思って、ポスターの前に盤の他に駒、さいころ、振り筒と一式置いたのですが、皆さんほとんど興味を持たれませんでした。盤双六の対局では、駒の感触はすごく重要で、この点、バックギャモンとは違うところです。
右から2つめの駒は、はじめはプラスチック製かと思ったのですが、顕微鏡で見ますと、虫が掘ったような、小さな穴が開いていて、穴の底に黒い何かが見えます。ひとつひび割れしているところもあり、拡大して見た感じはプラスチックではありません。骨なのか角なのかはまた後日に。
右端の駒も面白いです。真ん中が空いた円筒に、小さい円筒が組み込まれています。購入時は、象牙の駒ということで買いました。その後、本当の象牙の駒も入手できましたので、象牙がどういうものなのかわかったのですが、この駒は象牙ではありません。
象牙の駒で対局をして見ると、はっきりわかりますが、象牙の駒は、駒を置くとき、駒が盤に吸い付く感触があります。この感触は、骨や角の駒では出ないようです。
コメントをお書きください