190)摩訶大将棋の対局:持ち時間に関する検討

本稿のタイトルは、7月のゲーム学会の合同研究会にて松本君が発表した論文タイトルです。このタイトルからは想像がつかないと思いますが、実は、この春、摩訶大将棋に大きな

ブレークスルーがありました。そのブレークスルーについての発表でした。

 

結論から言えば、持ち時間を20分ぐらい(秒読み:30秒3回)に設定するのが最もエキサイティングな摩訶大将棋になります。この場合、平均の対局時間は40分前後で1時間を超えることはありません。

 

摩訶大将棋をされている皆さん、是非この時間設定でやってみてもらえませんでしょうか。摩訶大将棋が一変します。これまでの摩訶大将棋、平均で2時間半程度の摩訶大将棋もそれはそれで面白かったのですが、どうも何かが変わって、面白さのクオリティが変わります。摩訶大将棋の種類が変わると言っていいかも知れません。摩訶大将棋を始めてから5年近く誰もずっと気づかずにいましたが、4回生の松本君が探しあてました。

 

この件、実際に対局すればわかってもらえるだろうと思います。学外での対局イベントをここしばらくやっていませんが、10月の奈良県大芸術祭にエントリーしていますので、是非その場で。奈良公園のすばらしい和室を確保しています。