前稿からの続きです。
対局エリア(摩訶大将棋:5対局、五目将棋摩訶:3対局)について
五目将棋摩訶は、将棋に近い、五目並べだと思って下さい。面白いです。摩訶大将棋がはじめての方は、走り駒の動きを覚えるために、はじめに五目将棋摩訶(19枚だけ駒を使います)を2回ほどしてから、摩訶大将棋の対局をされたらいかがでしょう。
摩訶大将棋の対局のルール
基本的なことは、会場で聞いていただくとして、以下、これまでに対局経験のある方に対してです。
○ 持ち時間20分、秒読み30秒3回。はじめての方は、20分だけ体験すると思っていただけたらと思います。たいていは、時間切れ負けになります。
○ 仲人は、居喰いでしか取れません。つまり、仲人がいるマスには、他の駒は進めません。
仲人が駒を取り、奔人に成った場合は、取ってよい駒となります。
○ 淮鶏、蟠蛇、無明、提婆の動きが変更となっています。対局にはほとんど影響ありませんが、お知らせです。
○ 麒麟と鳳凰は踊り駒です。3年ぶりで対局される方おられましたらご注意下さい。中将棋を知っているという人もご注意を。
○ 師子は居喰い(隣接するマスにいる敵駒を動かずに取る)で、2枚の駒を同時に取ることができます。狛犬は3枚同時の居喰いができるというルールにしています。この点、疑問をお持ちでしたらお尋ね下さい。
○ 無明、法性、提婆、教王は、互いに取ることができません。
ここでは、摩訶大将棋でなく、大将棋の盤面例を掲載しておきます。大将棋の復刻もほぼ完了しています。後手、悪手を連続し、師子にやられてぼろ負けです。Ddの仲人は、龍王の利きを防いでいることに注意して下さい。それと、石将が奔石に成っていることにもご注意を。今回は、摩訶大将棋だけを対象に展示・対局会をしていますが、3月は、大将棋も入れて(五目将棋摩訶も)のトーナメント戦をしたく思います。