久しぶりの投稿となります。いただいていますお問い合わせメールにも未返信のままで申し訳ありません! 明日以降順次返信させていただきます。
以下、講演のご案内です。上手なトークになるかどうかわかりませんが、内容は最新の内容です。55分間の短い発表ですし、3000円の参加費もかかりますが、それでも、是非お越し下さいませ! と書かせていただきます。
ゲーム学会 第16回合同研究会
平成30年7月28日(土)12:30受付開始
13:00- 研究発表
15:35- 企画講演「古代日本の将棋について:遊戯とは何かを考える」 <--- これです。
場所:大阪電気通信大学 駅前キャンパス 1階 101室
https://www.gameamusementsociety.org/article.php?story=JRC_16
内容:次の3点をメインの話題にします。
1) やはり、摩訶大将棋が原初の将棋で、駒が順次落とされて平安将棋ができたようです。これまでにもいくつか根拠を提示してきましたが、これが決定打です。酔象が出土している理由もわかりました。
2) 平安将棋ができるひとつ前の段階は、平安大将棋ですが、ここに盲虎がある理由がわかりました。以前一度、二中歴はB級資料かも知れませんと書いたことがありましたが、そうではありませんでした。すごいと思いました。
3) 摩訶大将棋の将棋盤は19×19ではなかった可能性があります。
今作成中のスライドは、冒頭で、万葉集 --> 王梵志 --> 拾遺和歌集 --> ・・
と続きます。将棋とは関係のない無駄話のように思われるかも知れませんが、今回ここが必須で、拾遺和歌集のその歌がなければ、将棋史の解明は少し遅れたでしょう。なお、本発表は文学の話ではなく(むしろ文学以前というべき)、あくまでも学術的なスタンスです。空想は入っていません。
お待ちしております!